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グジャラート州アーメダバードって

1 若い

ヒンドゥー教のお祭りホーリーのあった夕方、大型ショッピングモールのアルファモールで食事をしました。フロアにずらっと並ぶ4人用テーブルは家族連れがいっぱい。みんな大声で話しているので、フロアはものすごいうるささです。でも、よく見ると子供が多い。これはクロベエが小学生の時、日本でも見られた光景でした。他にもおもちゃ売り場の自動車を使って遊んでいる子供がいたり、広い空き地に集まってクリケットをする子供が大勢いたり、1960年代の風景とにています。インドは人口の半数以上が40歳以下なので子供が多いのはあたりまえですが、それを実感する出来事でした。それとともに日本には子供が少ないことも実感できました。子供が多いというだけで、その社会には活気と力強さがあります。

2 暖かい

やはりアルファモールでの買い物の時、レジ係が品物をレジに通すと別の店員が「袋はいりますか」と尋ね、必要だと答えると品物をレジ袋に入れてくれる。つまり商品を入れるだけの係がレジ係とは別にいるのです。最後に袋の口を紐で縛って万引きを防止するのが本当の意味かも知れませんが、日本にはないサービス、人手を使ったサービスといえます。この他、オーと力車の運転手が気軽に通行人に目的地の場所を尋ねたり、ササジーの隣に住む家族の高校生がテラをクリケットに誘いにきたりと人間関係がまだ強い、あたたい社会だと感じます。

3 まじめ

グジャラート州はガンジーの生まれたところでインドで唯一禁酒令が敷かれているところです。そのためかどうかはわかりませんが、グジャラート州アーメダバードの人たちまじめです。まず、禁酒令に対しても反対運動起きることもなく、力車の運転手にみちをきかれても分からない時はわかる人を探してくれようとします。デリーで知らなくても勝手に適当な返事をするようです。州人工の75%が菜食主義者が多いのも穏やかな気質につながっているかもしれません。