EMBO企画のブログ

EMBO企画の公式ブログ

先ずは校長室へ

始めに、徐校長先生から上海盲学校の概要を伺いました。徐校長先生から次のようなお話がありました。

上海盲学校の歴史は103年です。現在生徒は170名余り、先生は103名います。また、インクルーシブ教育の生徒が数十名います。この学校は授業だけでなく、全国の盲学校のための点字教材の作成も行っています。

20年程前から幼稚部を設置したり、弱視教育を開始したり、コンピューターを使った教育に力を入れ始めたりしました。幼稚部に入る前の教育には、アメリカのパーキンス盲学校のやり方を取り入れています。コンピューターを活用した教育では、表彰されたことがあります。

高等部(高校生)は卒業後に大学に進学する人も多く、70人余りの生徒が工業大学等に進学しています。

先生たちの研修も盛んで、毎年行われる視覚障害者指導法を競う大会に何人もの先生が参加し、数学の先生が優勝しています。

 

ここで、午後の授業開始ベルが鳴り、私たちは校長室から授業見学のため教室に向かいました。